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2016.02.23 Tuesday

タカラジェンヌも御用達!絶品ルマンのエッグサンドを作ってみた


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みなさん、ルマンのエッグサンドって知っていますか?

関西では割と有名なサンドイッチのお店。特にエッグサンドは絶品で、宝塚歌劇団のタカラジェンヌ達も御用達の一品。
今にも溢れんばかりの、ボリュームたっぷりのたまごはふわふわで、本当に美味しいのです。





ルマンのエッグサンドがどうしても食べたい



宝塚のたまごサンドといえばサンドウィッチルマン 兵庫県宝塚市

ルマンのサンドイッチが食べたい。どうしても食べたい。今すぐに。
しかし同じ関西と言えど、お店の所在地は兵庫の宝塚。滋賀から通うには遠すぎるし、何よりエッグサンド自体の値段が高すぎる。ボリュームはすごいけど、5つで790円かあ……。

これにプラス交通費もかかるわけだから、ちょっとたまごサンドごときにそこまでかけてらんない、ということで家で作ることにしました。

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まずはレシピを探してみる。


今から五年ほど前に、「 モモコのOH!ソレ!み~よ」という番組で紹介されたようで、あっさりと見つかりました。
レシピ×レシピ | 関西テレビ放送 KTV

で、その材料がこちら。


……ん???



………んんんんん????

二人分でマヨネーズ200g???

いやいやいや、マヨネーズ200g……

って、え?本気で言ってるんですか???


このマヨネーズが500g。
ちなみにわかりやすいよう1リットルの牛乳パックと比較。このサイズ。これの半分よりちょい少ないくらいの量が200g。

え?まじですか???

これもうマヨネーズサンドだと思うんだけど、ほんとにいいのかな?

いいんだね???

作るよ??作っちゃうよ???この分量で。


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作ってみた


なりました。
マヨネーズの海に。

パンとかマヨネーズの水分吸ってびっしゃびしゃ。

グチャグチャして切りにくいし。
やっぱり挟みきれないし。
なんかもうマヨネーズの味しかしないし。

ルマンのエッグサンドこんなびっしゃびしゃじゃなかった。絶対嘘だこれ。

大体おかしいでよね、食パン四枚とか書いてあるしさ。食パン四枚にマヨネーズ200gもはさみきれないよ。
やる前からわかってたじゃん。なんでやったんだよ、自分のバカバカ。

これ多分0一個多いです。20gですぜったい。

上記のレシピで作ったのがこのブログを始める前で、残念ながらびっしゃびしゃたまごサンドの写真は撮っていません。
でもまあマヨネーズ200gをパン四枚に挟み込むことがどれだけ無謀なことか、想像に容易いと思います。

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改めて自分なりのレシピを公開


そんなこんなで失敗もありましたが、自分なりにアレンジしつつ…といってもマヨネーズの分量を変えただけですが、なんとなくルマンっぽいサンドイッチができあがりました。

手順やマヨネーズ以外の分量はほぼ変わりありませんが、作った工程を記録しましたので公開していきたいと思います。

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材料


材料はこちらです。
<特製マヨネーズ>
マヨネーズ --- 40g〜60g
卵 --- 3個
酢 --- 小さじ3
塩 --- 大さじ1/2弱
玉葱 --- 30g
塩 --- 適量
<エッグサンド>
[A]
卵 --- 6個
塩 --- 少々
うまみ調味料 --- 少々
(砂糖   ---   ふたつまみほど)

食パン --- 4枚〜6枚(5枚切)
ねりからし --- 少々

マヨネーズの分量が少し…いえ大幅に変わったのと、あとはお好みに合わせて材料を追加したり減らしたりといった感じに変更しました。
用意するもの自体はオリジナルのレシピと変わりありません。

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特製マヨネーズ作り


まずは特製マヨネーズを作っていきます。特製マヨネーズというか、これタルタルソースですね。

最初にゆで卵を作っておきます。かたゆでがベスト。半熟になると水分が多すぎてマヨネーズがゆるゆるになってしまいます。しっかり火を通しましょう。
出来上がったゆで卵は、包丁や 卵切りでタテ・ヨコ・タテの3回切り細かくします。

ここでちょっとした裏ワザ。
今回のゆで卵は細かく刻んでしまうため、正直ゆで卵の形である必要はありません。
そこで耐熱容器にゆで卵を入れ、

こんな感じでフォークを使い黄身に穴を開けておきます。
そして電子レンジで暖めます。
今回は三個で4分くらい。我が家の電子レンジは500wです。
卵の大きさや耐熱容器の深さ等によって温める時間は違うと思うので、卵の様子をよく見ておいてください。
ちなみに、黄身に穴を開けていないと爆発してえらいことになるので注意。

卵に完全に火が通ればオッケーです。こんな感じ。


これをフォークでつぶしていけば、

簡単にみじん切り卵ができます。
これ、普通のタルタルソースを作るときにも使えるので便利です。

ただこの方法だと、大きさが不揃いになってしまうことと、白身の部分がゴムっぽい食感になってしまうこと、黄身も固めになってしまうという欠点があります。
今回は味より時短を取りましたが、より美味しく仕上げたい時はゆで卵からきちんと作ることをおすすめします。


さて、次は玉ねぎです。
普通のタルタルソースは玉ねぎの食感を出すためにみじん切りにすると思いますが、この特製マヨネーズでは薄くスライスするのがルマンっぽさを出すコツです。
今回使った玉ねぎは北海道産のもので糖度が低いので、スライスした玉ねぎはしばらく水にさらしておきました。


その後軽く塩揉みして水で洗い流しましょう。
糖度高めの玉ねぎなら水にさらす工程は必要ないと思います。
この玉ねぎは更に細かく刻んでおきます。


次にボウルにマヨネーズ40gを投入。

マヨネーズ200gは流石にやり過ぎですが、20gだとちょっとぱさついていたので40gにしました。40gでもこれだけあります。200gとか狂気の沙汰です。

ちなみに、もう少ししっかりとマヨネーズ味がほしいなぁ…と思った場合は、60gにしても大丈夫です。ただ、それ以上入れすぎると水分量が多くなりすぎて挟みにくくなるので注意。

このマヨネーズに酢と塩を加えてしっかり混ぜ、そこに刻んだゆで卵を投入します。

ここでワンポイントです。
黄身と白身を分けておき、先に黄身をマヨネーズに混ぜ込んでおくと、まろやかになります。黄身の食感が残るとボソボソした感じに。ただ、それが好きという方もいるのでお好みで。

この中に、更に刻んだ玉ねぎも加えたら特製マヨネーズの出来上がりです!

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たまごサンドの中身


次にたまごサンドの中身を作っていきます。

と、その前に、そろそろ食パンをトーストしておきましょう。
焦げ目の加減はお好きな具合で。焦げ目自体はつけなくても、表面がパリッとなるくらいでかまいません。

それから、フライパンを温めておきます。

ボウル卵6個を割り入れます。なかなかのカロリー爆弾です。これに塩少々とうま味調味料(いわゆる味の素です)を少々。ぱぱっと振り入れて、しっかり混ぜます。

黄身と白身をしっかり混ぜてください。白身が残るとフワフワの食感が失われてしまいます。


温めておいたフライパンに一気に流し込みましょう。火は中火で。
優しく柔らかく、ほぐすようにスクランブルエッグを作っていきます。

ポイントはしっかり火を通し過ぎないこと。
表面が半熟になったらサッと火から下ろし、お皿で蓋をします。

そしてひっくり返して、

このままの状態で2〜3分蒸らします。
ちょっと失敗して周りが汚れてしまいました。お見苦しくて申し訳ありません。
写真ではわかりにくいですが、お皿の上にフライパンをかぶせている状態。
これが卵をフワフワにするコツ。

フライパンを取ったらそのままお皿の上で粗熱を取ります。
ただし、完全に冷えるまでは冷まさないように注意。

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いよいよサンド!


粗熱を撮っている間に焼けたトーストに練からしを塗ります。

辛子の量はお好みで。私はチューブのものを1センチほど出しています。


ここに先程焼いたスクランブルエッグをどっさりと乗せて、


更にその上に特製マヨネーズを。

まだ温かいうちに特製マヨネーズを加えることで、スクランブルエッグのヒダの隅々にマヨネーズがすっと染み入るのです。

そしてもう一枚のパンにも特製マヨネーズを塗り込んで、重ね合わせたら出来上がりです!

ちなみに、ルマン風に分厚いエッグサンドがよければ食パン四枚を使って強引に全ての材料を挟み込んでください(笑)
食べにくいから薄くてもいいや、って方は食パン6枚を使って三人前にしてもOK。それでも十分すぎるほどのボリュームがあります。

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完成


正直分厚すぎて綺麗に切れません。
それでも見てくださいこのボリューム。


本当に本当に美味しいのです。
冷めても美味しいですが、是非温かいうちに食べてみてください。卵がフワフワで感動ものです。

ちなみに、小さなお子さんに作ってあげる際には辛子は抜きにしたほうがいいかも。
それから、スクランブルエッグの中に砂糖を2つまみほど入れるのも卵の甘みが引き立っておすすめです。

あくまでルマン風ですので本家には敵いませんが、しかし自宅でお手軽にとっても美味しいたまごサンドができるので、是非挑戦してみてください。

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